アブに勝利した日 〜アブの生態と対策とともに〜
先日、アブの生きる世界に行き、刺されずに生還しました!その時のエピソードをもって、アブについて考えていきたいと思います。
(注意:前提として、私は虫が大大大嫌いです。嫌いが故に、いろんな虫に詳しくなってしまう矛盾・・・いや、生きる術。)
アブが嫌いな理由
まず言わせてください。アブが嫌いな理由!!
・大きい
・蜂に似てる
・飛ぶスピードが早い
・刺されると痛い。めっちゃ痛い。
・しかもなかなか治らない
・見た目がグロテスク
夫は見た目は草食系。しかし、このやや田舎の環境で成長しただけあり、虫はいけちゃうのです。実家では、ムカデがたたみの隙間からでてくるとか(信じられない。アンビリーバボ)
しかも実家農家。大学では虫を研究していた。そんな虫夫が、アブの生態について教えてくれました。
アブが好む環境
・綺麗な水まわり
・程よい湿気
・適度な温度(夏では木陰。冬は・・・虫全般、寒すぎて動かないらしい。本当か?)
・美しい大自然
だそうです。
つまり、人間も生きやすい素晴らしい環境ってことですね。素晴らしい環境下では、生命が溢れている、と・・・。溢れる生命、嬉しいような、恐怖のような。
アブが刺す理由
卵作りのための栄養補給、だそうです。
だから、蚊と一緒でメスが刺すんですって。
ちなみに、刺して吸うのではなく、ブスっと刺して、溢れた血をすするらしい。
だから痛いんか!!
ちなみに蚊は、痛くないようにかゆみ成分を注入してくださる。蚊のほうが、自分のことだけでなく、こちらのことも考えてくれてる気がするー。
アブは、自分のことしか考えてない!!
ちなみにアブは、いろんな種類がいるらしい。よく出会うのは、ハナアブらしい。蜂に似ていて、お花によってくるらしいので。あとウシアブ。動物の血を吸う代表的なやつらしい。
アブが寄ってくる理由と色
アブが寄ってくる理由として、二酸化炭素や熱に反応している、ようです。
だから、夏、熱くなった車体と排気ガスに反応して、車によってくるらしい。
アブが寄ってくる色について。
いろんなサイトをみると、アブは、赤、青、黒など濃い色と、光ものに反応するのだそう。
ちなみに、蜂は黒(夜は白)>赤>黄色を攻撃し、
花粉目的の際は、白、黄色、ピンクなど
蚊は、黒>赤>青>黄>白
だそうです。夜は白が目立つから!だそう。注意が必要ですね。
アブの世界へ突入してしまった日
さて、虫大嫌い星人ですが、なぜか虫の世界へよく突入してしまいます。
今回も、「滝見に行こう!」と言い出したのは、私です。
そう、街から近い滝をみにいきました・・・雑誌にのってたから・・・そんな軽いノリで、恐怖の世界へ突入したのですね。
私の車は、軽のかわいらしい卵色、そう、黄色系です。
なんで虫嫌いなのに黄色にしたんだ・・・だって黄色が可愛かったから・・・私のばか!
そして 滝へ近づくとともに、アブが窓にチャっ!!って!!!!!
それも1匹ではなく!!!数匹!!!
アブはカナブンほど飛行が下手ではなく、チャっと、車にひっついてきますね。
その時点で、もう滝はどうでもよくなりましたが、夫は、「木漏れ日も綺麗でいいところ」とのこと。アブは??アブ、さっき、車にとまってたけど??
夫が降りるとのことで、私も勇気を振り絞って車を開けましたが・・・ぶう〜ん!!!て!!!アブが!!!飛んでくる!!!私の車めがけて!!!
すぐに車に避難したかったですが、もはや不可能。アブがたかってます、車に。
仕方がないので、夫と滝に向かうしか現在を生き延びる方法がない。
なんと私、上は黒の服、下は赤のスカート、半袖の私は、アブの格好の対象でした。
虫除けスプレーも持っていない。私ができることといえば・・・・!!
体を動かしまくる!でした。
手を振り回す、スカート振り回す、足は大げさにあげて、基本走る。
そう、全身を動かしまくり、止まって刺す隙を与えない!
熱と二酸化炭素は出せども、まず止まる隙を与えない!!
これが効果があったのか、止まっていた夫の足にはアブが止まっていたけど、私にはとまることなく!無事に生還しました〜!!!
(ちなみに車に乗り込むときも、アブ、ぶんぶん飛んでたけど、ほんともう、ただ単にアブの隙をついて、ドアあけて乗りこみました。もうただの博打。命がけ。)
私が学んだアブ対策
・まず、美しい大自然へ行かない
・特に、癒しを求めて適した時期に川や滝は見に行かない(寒い時とかにする)
・体を動かしまくる
・グレーとか薄い茶色の服を着る
です!!
ただ、体を動かしまくるときは、本気で数十分の有酸素運動となりますので、一汗かいた感すごかったです。息もぜーぜー。
そして万が一止まったら、熱も二酸化炭素も放出しまくりで格好の餌食となるので注意です。
アナログですが、もしアブに出会ってしまったら。
全ての状況に対応できるかはわかりませんが・・・これが何かの対策になれば・・・と思います。